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じんましんの症状

  • じんましんの症状

蕁麻疹の症状

じんましん

蕁麻疹になる原因は、金属や植物、化学物質など接触することや、食べ物、薬剤など様々ものがきっかけとなり、人によっても異なってきます。
しかし、原因がどんな物体であっても、症状の特徴は発疹や痒みです。
皮膚に生じる湿疹は数mm程度と小さなもの、あるいは数10cmの大きなものまであります。
小さなものから現れ、徐々に広がって発疹同士がつながることでひと固まりになったり、いきなり大きな範囲で現れたりとケースにも違いがあります。

発疹が拡大していくと、発疹部と正常部の境がぼんやりとした境界ではなく、地図のように発疹の端が歪みを伴いますが、はっきりと区別がつくくらいわかりやすいものとなります。
発疹は鮮やかな赤みとなり表面にふくらみを持つ膨隆疹になることがあります。
発疹部の痒みも伴うことが多く見られますが、数時間から数日間で自然に消えていくケースがほとんどです。
蕁麻疹の好発部位は、接触することで起きる場合ではその部分、食べ物などで生じる場合には太ももやお腹などの皮膚の柔らかいところや手のひら、唇、まぶたなどと全身どこにでも現れる可能性があります。

こうした発疹や痒みの症状のほかに、症状が重症になってくるとアナフィラキシーショックを起こすこともあります。
皮膚表面に症状が現れるだけではなく、目に見えない気道の血管に異常が起こり、粘膜に腫れを生じさせてしまいます。
粘膜が腫れると空気の通り道が狭くなるため呼吸困難、血圧の変動、意識の混濁など命に関わる全身性の症状へと発展してしまうこともあります。
大都会である新宿は多くの企業があり、ストレスにさらされやすい環境であるともいえます。

蕁麻疹でお悩みの方は、新宿西口の当院皮膚科にご相談ください。

蕁麻疹とアトピー性皮膚炎の違い

蕁麻疹の発疹や痒みというと、同じような症状を特徴としたアトピー性皮膚炎があります。
蕁麻疹だと思って新宿の当院皮膚科を受診された方の中にも、診断の結果アトピー性皮膚炎だったいうケースがあります。
蕁麻疹とアトピー性皮膚炎の発疹において、比較的鮮明な赤色ということではほぼ同じようですが、いくつかの違いがあります。
蕁麻疹ではひと固まりとなった大きな腫れのような膨隆疹であり、対するアトピー性皮膚炎では1cmに達さない程度でデコボコとした丘疹です。
また蕁麻疹の発疹は時間が経つときれいなもとの皮膚に戻りますが、アトピー性皮膚炎では表面がカサカサになり色素沈着なども伴うということが、見た目でもわかる大きな違いです。
また発疹が現れる部位に違いがあります。蕁麻疹では同じ原因であっても発疹が見られる部位が特定せず、毎回違ってくるのに対し、アトピー性皮膚炎では毎回ある程度は同じ部位となります。
どちらの皮膚疾患なのかはこうした判断基準はありますが、やはり皮膚科などの医療機関で診断を受けることが重要です。